結納セットの品には素晴らしい意味あります。
一つ一つの意味を知ると、縁起担ぎとは感じ無く、それを差し出してくれた将来の旦那様となる方と、ご両親の気持ちも嬉しくなってしまうものとなっています。
まずは、結納金や婚約指輪となりますが、お金が入っているものには「御帯料」や「小袖料」などと表書きされ、昔は帯や着物、反物などが贈られたことでその名前が残っています。
婚約指輪には「結美和」と書かれ、美しく和を結ぶという風に文字で表しています。
他には「末広」という白と金銀の扇子が入っていますが、末広がりに家庭が広まっていくことを表し、「長熨斗」にはのしたアワビで、長寿を願って書かれます。
基本はこの3品になりますが、子宝を願う「子生婦(昆布)」、末永い幸せを願う「寿留女(スルメ)」、男性の力強さを表す「勝男武士(かつおぶし)」あるいは「松魚料(酒肴料)」、家庭円満を願う「家内喜多留(樽酒)」あるいは「柳樽料(酒肴料)」、白髪になるまで仲睦まじくと願う「共白髪(白い糸の束)」あるいは「高砂(尉と姥の人形)」などが入ります。
地域によっては他にも品が加わり、宝船、打ち出の小槌、反物や帯というのもあります。
全てが松竹梅、鶴亀といった縁起の良い席ではおなじみの動植物が水引きの飾り細工としてかけられています。解けないように結び切りの形になっているのも特徴の一つでしょう。
一生に一度であって欲しいシーンでは、蝶結びではなく結び切りで水引きがかけられます。